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Column
presented by Wochenmagazin "Gold"
Author Glyzinie Blauregen
-庭園提言-
2013年4月8日号
今週号で紹介したローデリヒ・カーマンはイタリアでの活躍が多いから、最初はイタリア人だと勘違いした人もいるんじゃないかな。私もそうだった。なんなら調べたらローデリヒの両親は普通にドイツ人同士だったからビックリした。
残念ながら私は若かりし頃のローデリヒをよく知らないので、過去の経歴にモノを言うことができないが、今までの棋譜をざっと見てみると意外とスタンダードな戦いかたをするなと思った。
このコラムの執筆時点では「変な棋譜特集」のコラムも書いていたおかげで感覚が狂ってしまい、まるでこっちの方が変な棋譜に見えてきて……それはもう大変だった。
ここで少々ローデリヒについて疑問に思ったことがある。彼は既婚者なのだが、左手薬指に結婚指輪をはめていない。以前に私が描いた挿絵でも確認できるが、実際に彼は指輪をはめていないのだ。
この理由については素直に知らないため、執筆が終わったら本人に許可をとって電話越しに尋ねてみるとしよう。予想だけは出来るので勝手にテキトー言うが、たぶんプロポーズの時に指輪を用意していたのにハトかカラスに啄まれて持っていかれたんだろう。
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